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今回のコラム「ちょっと行ってみたい駅シリーズ」その３は『ＳＬ』をテーマとしてみました。
蒸気機関車（ＳＬ）もだんだん減ってきました。
全国で走っているところも限られています。
理由は
１．電気機関車やディーゼル機関車より燃費効率が悪く、牽引力も弱い。
２．有害な煤煙・ガスを排出し、運転士、乗客、沿線住民いずれにとっても深刻な問題となってきた。
３．設計上、逆向き運転が考慮されておらず、転車台（ターンテーブル）など方向転換のための設備を必要とする。
などがありますが、そもそもＳＬを運転出来る運転士が減っていますので、今運転されているＳＬもいつまで運行できるかは分かりません。
いま関東地方で定期的にＳＬが走っているのは、秩父鉄道と真岡（もおか）鉄道の２線だけだと思います。
秩父鉄道
熊谷～三峰口をＣ５８機関車が走っています。
春には桜、菜の花、芝桜がとても綺麗です。
長瀞ライン下り、秩父の祭り、見どころ沢山の秩父鉄道です。
真岡鉄道
下館～茂木（もてぎ）をＣ１１機関車が走っています。
秋葉原から下館は、つくばエクスプレス経由で行けば１時間40分ほどで行かれます。
真岡で降りて真岡木綿記念館を見学するも良し、益子で陶芸をするも良し、日帰り旅行にはぴったりです。
＜ＳＬキューロク館＞
真岡駅東口に「SLキューロク館」が４月28日（日）にオープンしました。展示の目玉は、９６００形SLです。
鉄道博物館
もう一か所、いつでもＳＬが見られるところが「鉄道博物館」です。
ＳＬ～新幹線までずらっと車両が並んでいます。
毎日、鉄道ファンで一杯です。
大宮駅よりニューシャトル「鉄道博物館(大成)駅」下車、徒歩1分です。
ご家族で一日遊べます。
ＳＬに乗ってみるも良し、ＳＬの写真を撮るも良し、ぜひ楽しい時を過ごしてください。
＜藤田 徹＞