「ちょっと行ってみたい駅シリーズ」その4は『東北』がテーマです。
東日本大震災で大きな被害を被った東北地方ですが、太平洋側(青森~福島)は未だ鉄道が復旧していない地域もありますが、内陸地方は殆ど復旧しました。
10月の3連休、JR東日本のスリーデーパスを使って青森~秋田~岩手を回ってきました。
本州最北端の駅です。
10月の暖かい日だったので最北端とは思えない長閑な感じでした。
会津藩が斗南藩へ転封となり、新潟より海路をたどり上陸したのは、駅から車で直ぐのところの海岸です。
大湊から車で約1時間走ると大間岬に着きます。
流石に最北端!強風が吹き荒れていました。
7月27日に開業した新しい駅です。毎年の恒例行事となった田舎館村の田んぼアートのために出来た駅なので10月中旬までしか列車は停車しません。 また、昼間(8時過ぎ~17時頃)しか列車は停車しませんのでご注意を。
盛岡~八戸を走っている列車の車内で珍しい「ハートのつり革」を見つけました。 ハートのつり革は最近あちこちの鉄道で話題になっていますが、ここで見つけるとは思ってもいませんでした。 このつり革、毎日付け替えているらしく、明日同じ時刻に乗っても見られないらしいです。ラッキーアイテムですね!
標高744mで、東北地方では最高所に位置する鉄道駅ですが、この駅が有名なのは一日の平均乗降客が一番少ない駅なのです。(駅員さんが常駐している駅で) 森駅長さんによれば毎日乗降するのは高校生一人だそうです。(通学定期を持っているので、駅は廃止できないみたいです。)
私が駅舎に行きましたら駅長さんが(驚いて?)出てきました。
お天気の良い日でしたので、ホームで駅長さんに記念写真を撮ってもらいました。
皆さんもちょっとお時間がありましたら、是非東北地方を散策してみてください。
3日間お時間を取れない方には「ツーデーパス」もあります。
<藤田 徹>