『行ってみたい駅』シリーズ、今回は海外編です。
４月の中旬、台湾に行ってきました。
台湾は九州と大体同じ面積ですが、国内には海沿いに一周する在来線のほか、西側の台北～高雄をつなぐ台湾新幹線(高速鉄路)の他、ローカル線も走っていてとても便利です。聞くところによれば日本の統治時代に日本によって敷かれた鉄道も多いようです。
現在走っている車両も新幹線はＪＲ東海の７００系がベースですし、私が乗った在来線の車両も東急車輛と日本車両の製造でした。
駅の施設、ホームの雰囲気は日本とほとんど変わりません。最近の日本の駅はどこも統一化されていて、地方の駅はどこも同じような造りになっていますが、台湾は２０～３０年前の日本の地方駅の良き雰囲気を感じます。
駅員さん、車掌さんも日本の昔（国鉄時代？）の制服と同じような服装で懐かしさを感じました。
台北
台湾の首都。人口２７０万人近くの大都市です。
皆さんご存知の國立故宮博物院は世界の秘宝が展示されています。最近は場内整理がキチンとされて、秘宝もちゃんと見られるようになりました。（以前は場内はバーゲンセール会場のような混雑で秘宝には近づくことが出来ない状態でした。）
[台北駅]
[台湾新幹線(台湾高速鉄路)]
車内販売でミニチュア新幹線を
買いました。
高雄
台湾第二の大都市ですが市内には古き良き港町の風情があります。夜になるとＢ級グルメの屋台や露天店が並ぶ夜市が市内のあちこちに並びます。
[高雄駅]
日本の地方駅と同じ雰囲気です。
車掌さん、いい感じです。
花蓮
台湾の東海岸中部の自然に囲まれてのんびりした地方都市の街並みです。
大理石の世界的産地です。
[花蓮駅]
「行李（こうり）」という文字を
久しぶりに見ました。
グルメ
台湾では中国各地の料理が一同に会していて、
毎日いろいろな料理が食べられて楽しいです。
台湾料理(郷土料理)、香港料理、広東料理など味付けが各々違いました。
[夜市]
毎晩賑わっています。
[中国料理]
どれも美味しいです！
「国中が親日」の台湾です。どこに行っても楽しいです。
機会があれば台北だけでなく台中、台南、高雄、花蓮などの町も
訪ねいただくと良いと思います。
道路が整備されていますので車でも快適な旅が出来ると思いますが、
やはり鉄道の旅がお勧めです。
＜藤田 徹＞