5月のGW、久しぶりに北海道に行ってきました。
東京に比べると1か月ほど季節は戻る感じでしょうか、
各地で満開の桜が迎えてくれました。
今回の旅の最初の目的地は音威子府です。
さて、何と読むでしょうか?これが読める方は相当な鉄道マニアかもしれません。
答えは「おといねっぷ」。アイヌ語からの地名みたいです。
音威子府は北海道の北、稚内の少し南にある小さな村ですが、実は知る人ぞ知る有名な所であります。
第1に北海道で一番人口の少ない地方公共団体(市町村)なのです。音威子府村の人口は769人(広報おといねっぷ)。村役場、警察署の人達は住民全員の顔と名前を知っているのかもしれませんね。
第2に音威子府駅の駅そばは「日本一美味しい」との評判です。(味はその人の好みとも思いますが?)
ここの蕎麦はそばの実だけでなく皮も全て挽いて粉にするため真っ黒で風味の強い独特のそばです。そばつゆは利尻昆布の出汁が効いていて、ちょっと濃い甘めの味付けです。
旭川といえば北海道第2の都市という程度のイメージでしたが、旭川駅に降りてみてビックリしました。この春(2015年3月)に長年の工事が完成した旭川駅はまるでコンサートホールの会場のような雰囲気で、実に上品な駅でした。
改札口を出ると目の前にはイオンモールの入口がありますが、この広さにまた圧倒されました。
とにかく「素晴らしい駅」です。
いま函館を中心に北海道で大人気なのが『ラッキーピエロ(ラッピ)』。
日経新聞「NIKKEIプラス1」(2015年5月2日)にも掲載されていました。
今回は函館駅から徒歩3分の函館駅前店に寄ってみました。
マクドナルドのお客さんはみんなここに流れているのかも?店内は大繁盛。あまりの長蛇の列で私は並ぶのを諦めました。
ちなみに人気1位は、甘辛いタレを絡めた鶏から揚げとレタス・マヨネーズを挟んだ「チャイニーズチキンバーガー」だそうです。
ハンバーガーは諦めて、旅の締めはやはり駅弁です。函館といえば定番は「みかどの鰊(にしん)みがき弁当」でしょうか。肉厚の鰊の甘露煮とプリプリの大きな数の子がご飯の上に載っています。車窓の津軽海峡を眺めながら食べる駅弁、これがまた実に絶妙です。 駅弁を食べ終わったころに特急スーパー白鳥は青函トンネルに入りました。北海道ともお別れです。
北海道は広いです。各地にそれぞれの名物があって、
楽しい旅行が約束(?)されています。
皆さんも気候の良い時期にぶらっと遊びに行かれてはいかがでしょうか。
<藤田 徹>