皆さん、朝の時間帯はテレビを見ながらお仕事や、出勤の準備をしていますでしょうか?
私は、かれこれ30年以上前から平日の朝はラジオ派です。
午前中のテレビ画面には、現在時刻が表示されていますので、時計代わりにしている方も多いと思います。 「ラジオじゃ時間がわからないよ?」という方もいらっしゃるでしょう。
ところが、意外とラジオも時計代わりになります。朝のラジオ番組は、テレビと同様に月~金の帯番組の場合がほとんどです。 決まった時間に、天気予報や交通情報(事故や渋滞がメインなどラジオらしいですが、 電車の遅延情報も教えてくれます)のコーナーがあり、番組の進行パターンも決まっているため毎日聴いていればおおよその時刻はわかります。
ラジオのリスナーはドライバーの方が多いですが、「テレビは画面を見てしまって、手が止まっちゃう。」という方や、 自宅や作業場などで、仕事をする際に、ラジオをかけている方も多くいらっしゃいます。固定リスナーが多いのではないでしょうか。
ラジオの特徴として、長寿番組(コーナー)があります。
有名な番組内コーナーとして『毒蝮三太夫のミュージックプレゼント』(TBS系関東ローカル)があります。
なんと1969年10月放送開始ですから52年以上になります。現在はご高齢のため月1回の放送ですが、
学校がない日などに「ウルトラマンのアラシ隊員のひと」が、商店などに訪問し、
集まった観衆に「ジジイ」「ババア」などと愛情を込めた毒を吐くのを、楽しく聴いていた記憶があります。
また、スポーツ中継をあえてラジオで聴くというのも、テレビとは違った面白さがあります。
オリンピックやサッカーワールドカップなど、世界的なスポーツイベントはNHKがラジオ中継していました。
今では深夜までテレビ中継がありますし、インターネットが普及したためラジオ中継は少なくなりましたが、頭の中で状況を想像するのは結構ドキドキします。
〈架空の日本代表戦サッカー中継だったら〉
「ニッポン、ドリブル!ドリブル!相手のゴール前、シュートおおお~、アーァァ!」って…
いったい入ったのか外したのかどっちなんだよっ!とスリルが楽しめます。ぜひラジオ中継を増やして欲しいと思います。
最後に、災害時にラジオは大変役に立ちます。(放送局がダメになったらあきらめるしかありませんが)防災用品にはラジオを用意されることをお勧めします 。ラジオ受信機能がある携帯電話もあります。
電源がなくなった時に頼りになる、手回し発電機のついた「多機能ラジオ」もあり、 充電機能・LED懐中電灯・緊急サイレンなどがつい ています。
最近のテレビはつまらないなと思ったら、インターネットも良いですが、受信機の故障のチェックもかねて、たまにはラジオもいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
<関口 祐一>