ちょっと行ってみたい駅

「フランス( リヨン・パリ )」編

〈2025年7月〉

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2025年6月、久しぶりに海外に行ってきました。
今回はオリンピック後のフランスの様子を皆さんにご案内したいと思います。
フランスは西ヨーロッパ最大の農業国であり、また自動車・化学・機械・食品・繊維産業から宇宙・航空産業なども発達した国です。
高速列車TGV(高速列車を意味する(le) Train à Grande Vitesse)は主要都市からベルギー、ルクセンブルク、スイス、スペイン、イタリアに向けて時速320kmで走っています。

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リヨン

リヨンはフランス南東部に位置するローマ時代からの歴史を誇る都市です。
ソーヌ川沿いの石畳に街並みが残る旧市街とクロウ・ルースにかけての地区は世界遺産です。

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(ソーヌ川)

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(石畳の街並み)

リヨンの街を見下ろすフルヴィエールの丘にある古代ローマ劇場も世界遺産にも登録されています。

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(フルヴィエールの丘・古代ローマ劇場)

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T G V

今回の旅の目的の一つは世界最速と言われているTGVに乗ることでした。
リヨン→パリは約2時間です!

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(リヨン・パールデュー駅)

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(TGV)

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(パリ市内・リヨン駅)

今回フランスに行って初めて分かったのですが、リヨンからパリに向かって終点が「リヨン駅」?でした。パリから南、リヨン方面に向かう駅の名前を「リヨン(方面)駅」としているようです。なかなか理解が難しいですね。

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(TGV.:Lyon→Lyon)

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ルーブル美術館

パリの面積は意外に小さく、東京23区の1/6程度とのことです。その中に約30の美術館がありますが、真っ先に訪れたのは1区にあるルーブル美術館です。
とにかく敷地のその広さと壮麗な建築に圧倒されます。
美術館前のナポレオン広場にはルーブル・ピラミッドがあり、その前にはカルーセル凱旋門があります。エトワールの凱旋門に比べると小さいのですが、1805年のナポレオンの勝利の記念に建てられました。 エトワール凱旋門はそのあとに建てられたとのことでした。

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(カルーセル凱旋門)

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(ナポレオン広場は広いです)

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(モナリザは一番の人気です)

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モン・サン=ミシェル

今回の旅のメイン、世界遺産のモン・サン=ミシェル(Mont Saint-Michel/聖ミカエルの山)は、フランス西海岸ノルマンディー地方に浮かぶ小島とその上にそびえる修道院です。
パリから西へ360Km(東京~名古屋ほどの距離)、電車でも行かれますがバスの方が便利かもしれません。(パリ市内からの日帰りツアー/片道約5時間が出ています。)

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(遠くにモン・サン=ミシェルが見えてきました)

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(ランチはオムレツです)

オムレツはフランスが発祥と言われています。
モン・サン=ミシェルのグルメと言えば「ラメールプラール」。プラールおばさんの考案したふわふわのスフレオムレツです。
では、いよいよ修道院に向けて出発です。
レストラン(バスの到着場所)から修道院まで周りの景色を見ながら歩くと40~45分、無料シャトルバスだと5~6分です。

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島に着いて入口の門を入ると細い坂道の参道が続きます。
左右はみやげ物屋さんやレストラン・カフェが並んでいます。

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(いよいよ修道院に入ります)

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(修道院内部)

モン・サン=ミシェルは西暦708年、聖オーベル司教が大天使ミカエルからのお告げに従って岩山の上に聖堂を建てたと言われています。モンは「山」、サンは「聖」、ミシェルは「ミカエル」を意味しています。

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建物の頂点にはミカエル像が佇み、ブルターニュ地方の人々を見守っていると言われています。

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パリ市内

パリの5日目は市内散策です。
初めてのパリなので初級コースを回りました。

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(モンマルトルの丘) 

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(サン・クール寺院) 

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(テルトル広場) 

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(パリの老舗デパート/ギャラリー・ラファイエット)

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(パリの市内観光は地下鉄が便利です)

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日本料理店

フランス国内(リヨンとパリ)には日本料理店が沢山あります。
ラーメン屋・うどん屋・おにぎり屋さんとかもあちこちにあります。
パリには鰻屋さんもありました。
料金は少し割高ですが、日本人には気楽に入れるので助かります。
日本語もちろん通じます。メニューも日本語です。

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スターバックス・オペラ通り店

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(パリのスタバはお洒落でした)

一週間駆け足でフランス国内を回ってきました。最初はフランス語しか通じないと言われていましたが、英語はなんとなく通じましたし、レストランやお土産屋さんでは片言の日本語も話してくれました。 フランスの皆さん優しいし親切な方が多かったです。
観光地では「私、日本に行ったことあります」とか日本語で話しかけていただいたりして、和やかな旅が出来ました。
次回はヴェルサイユ宮殿、ノートル・ダム大聖堂~セーヌ川クルーズも回ってみたいと思います。(いつになるか?)

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(藤田 徹)

2025年7月